ストップモーションについて

音や動きが小気味よい映像で、ついつい目が奪われてしまうストップモーションを作りたいと日頃考えますが、そもそもストップモーションとは何なのかを調べてみたいと思います。

映像を静止させること。映像の演出技法の1つで、主に映画のエンディングや劇中でスチルカメラのシャッターを押した瞬間などで使用される。

出典: ja.wikipedia.org

ふむふむなるほど、なんか映像技法のひとつだったみたいですね笑

それが今や一つのコンテンツになり、商業利用の媒体になっている。凄いことですね!!

創作する形として、実写やイラストなどの静止画を使ったパラパラ漫画調から、棒人間などのシンプルなつくりのものを動かすもの、一番なじみ深いものとして、クレイアニメがわかりやすく、みなさんも目にしたことがあるのではないでしょうか?

こちらの”ひつじのショーン”という作品がそのストップモーション技法を用いたメインコンテンツとなります。

ストップモーション・アニメーション - アニメーション技法の一つ。カメラで一コマずつ静止画を撮影する方法。

出典: ja.wikipedia.org

結構知っている言葉なんですが、割と知っているようで、深く考えたこともなかった。。。

ということで、かんたんなストップモーション作品の作り方を紹介いたします!

かんたんな作り方

たぬきち君

主に以下の流れで進めていきます。

  1. ストーリー・構成を考える
  2. 必要な機材や環境を準備する
  3. 撮影・編集

ストーリー・構成を考える

"使いたい題材"や"素材"を決めるところです。

 楽しい時間になる人もいれば、一方を先に決め、もう一方決める際、かなり悩んでここで時間を費やしてしまう人も多いはずです。この場合、いろんな所をみたり、関係ないコンテンツを楽しんでいくといいヒントが転がっていると感じます。(筆者もそうでした笑)

 見てほしいターゲットを絞るか、誰にでも楽しんでもらいたい内容にするかもここで決まっていくと思います。一般的に、一秒の再生時間に何コマ入れるかなどをイメージしておくと作りやすいです。
コマ数が多いほど、被写体の動きは滑らかになり、あえて、コマ数を少なくし、瞬間移動させる動きをつけても味になるので、正解はありません。ここでコマ数を考えておくと、後々楽になります。

作成者の性格もここに出てしまうので、とても面白いです。大工さんの癖とか出る感じを想像しちゃいます(笑)

必要な機材や環境を準備する

 撮影における、カメラ固定はかなり重要です。特に被写体が、実写(人間)を使う場合、協力者との連携が大事になります。

 この場合、「撮影者・被写体(演者)・編集者」と三人に分けると、仕事量が分散されます。私の想像ですが、二人で分けると、「撮影/編集担当・被写体/構成担当」という形で、お互いの仕事量がいい具合にできるのかなと考えます。

 なんかお笑いの漫才を考えているみたいで楽しいですよね。とにかく、YouTubeや動画投稿を前提で考えず、楽しんでやる!が効率が上がる一番の秘訣だと思います。はじめは遊び始まるのに、段々本気になっていく感じが、学園祭の準備感があってめっちゃ好きな感じだなと思いました。

撮影・編集する

 被写体を用意し、レイアウト決めが終わりましたら、撮影スタートです。
シャッターを押し、被写体を動かす、楽しい作業の始まりです。

 完成したあと、イメージと違う、必要なものが足りなかったなどの、ミスチェックのため、忘れずに撮影した写真を確認するようにしましょう。

 構成時に音声ありなしの関係もありますが、必要に応じてBGMや字幕を入れると、より視聴者の心に伝えたい内容が入っていきやすいと思います。

感想

 正直、細かいことが大好きな人、とにかく目立ちたい人、イメージをカタチにするのが大好きな人がうまく揃うととても大きな作品が出来上がっていくのかなと思いました。

 社会を風刺するようなものを作ってもいいし、欽ちゃんの仮装大賞で「くだらないけど好き」とコメントされ、ついつい癖になるようなものをだらだら作ってもいいのかなと。(→※年齢バレちゃう照)